読売新聞2022/03/29 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220328-OYT1T50299/

人気ラーメンチェーンの「一蘭」(福岡市)が商品化したカップ麺などについて、小売店の販売価格を不当に拘束した疑いがあるとして、公正取引委員会が独占禁止法違反(不公正な取引方法)
容疑で同社を調査していることが関係者の話でわかった。
同社のカップ麺は、具材をあえて入れずに、税込み490円という強気の価格設定にしたことが注目を集めていた。

関係者によると、同社はカップ麺を含む自社商品を販売する際、小売店に価格を維持するよう指示し、値下げをしないよう圧力をかけた疑いがあるという。



一蘭の広報担当者は読売新聞の取材に対し、公取委から調査を受けていることを認めた上で、「公取委の調査結果が出るまでは話せない」と答えた。