イラク戦争などで、アメリカ兵がイラク人を殺したというニュースを聞いた時、
アメリカ男性が殺しているかのようにイメージされる。
しかし実態は、2003年のイラク戦争における開戦支持率は男女でそれほど変わらない。男性の78%が支持したのに対し女性は74%である。
ちなみに1991年の湾岸戦争開始の支持率は男性87%に対し女性は74%だ。
いわば、アメリカの「男と女」がイラク市民を殺したのだ。
しかし兵役に行かされるのが若い男性たちであるため、彼らは無理やり戦争に行かされた男性差別の被害者にもかかわらず、男性が殺しているかのようなイメージがつきまとう。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/073100133/?P=2