2022年3月30日 水曜 午後6:49

 兵庫・尼崎市の尼崎双星高校。
2021年2月、1人の男子生徒が「いじめを受けている」と、学校に相談した。
しかし、状況は改善されなかったという。
学校側に不信感を持った男子生徒は、人気ユーチューバーに相談。
いじめ問題を解決するため、学校側とのやり取りを公開した動画が話題になった。
この動画は、合計440万回以上再生された。
教育委員会は、第三者委員会を設置して、調査を開始したと発表した。
尼崎市教委いじめ防止生徒指導担当・石本将史課長「学校や市教委ではなくて、ユーチューバーにしか頼らざるを得なかった。そういった状況に追い込んでしまっていた。申し訳なかったと思います」
「超無課金」こと、石田挙智さん(25)「『ユーチューバーにしか頼らざるを得なかった』って発言をされてて、それって違うよね。頼って、頼って、頼ったあげく、僕のところに来ているから、よくそんな軽い発言ができたなって」
動画を投稿したあと、石田さんのもとには、「高校1年生の2月からいじめられ、高校を退学しました」という別の相談が。
相手は、男子生徒と同じ高校の女性生徒だった。
教育委員会は、男子生徒に加えて、この女子生徒のいじめについても、夏ごろまでに報告書をまとめる方針だという。

ソース https://www.fnn.jp/articles/-/339820