PIMCOのエリン・ブラウン氏、イールドカーブ長短逆転を過度に騒ぐべきでないと説明し、現在、米大型株を選好 [718158981]
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ブラウン氏がBloombergで、一時的または部分的に長短逆転した米イールドカーブについてコメントした。
利上げが始まったことからもサイクル終期であるのはわかっていたことで、いまさらイールドカーブから教わるような話ではないし、そのカーブもしばらく前からすでにフラット化が進んでいた。
2年10年スプレッド(青)、10年(赤)・2年(緑)利回り
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イールドカーブが長短逆転すると、典型的には18-24か月の後に景気後退入りする。
つまり、足元の長短逆転が騙しでない場合でも、経験則によれば景気後退までまだかなり時間があるというのだ。
ブラウン氏はまた、世界中の中央銀行が前例のない大規模な量的緩和を行っていると指摘。
今回の長短逆転が従来のように良い先行指標となるかは疑問だと話した。
ブラウン氏は現在の投資選好についていくつかヒントを明かしている。
まだ株式、リスク市場に投資可能。
質の高い(キャッシュフロー、バランスシート)銘柄。
高値、利益成長の見えないものはダメ。
インフレへの対処としてコモディティ、素材・鉱山・エネルギーの株式、資源国通貨。
その上で、現在の局面では米大型株が最も適していると話した。
私は、他のすべての地域より米大型株を選好している。
小型株はコスト圧力の面で不利だ。
大型株は概して良好なバランスシートを有し、現在市場に最大の影響を及ぼしているコスト上昇に耐えることができる。 リーマンショック以降は「資本主義の総本山への逃避」がずっと続いてる状態なんだよ
新興国株からアメリカ株へ
小型株から大型株へ
さらにブルーチップへ
リスクを避ける動きしか起きていない 数年前に比べれば全然カーブの形状はマシだったわ
理想的な形状からすると1〜5年のグリッドが高すぎるけどひどいときは完全な逆イールドだったし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています