【マリウポリ市民の話】

ずっとアゾフに発砲されていた。

─アゾフ？

ええ。みんな私たちの中庭に居座って銃を発射して注意を引いていた。彼らは住民で身を隠せることを完全にわかっていた。私たちで身を隠した。ロシア🇷🇺軍は市民には発砲しないって知っていたから。

それで彼らは人々の家に居座ってアパートからみんなを追い出して入り込んで来て、そこから発砲したり、好き勝手なことをやっていたの。単に、私たちを使って隠れていた、それが全てよ。
それだけでなく、毎日、家々の外壁を破壊した。火をつけ、発砲し、殺害した。人を撃った。

例えば、外で火を焚こうとするわね。電気もなく、家族との連絡もできなかったわけで。少なくとも、毒を摂取したり死なないために水を煮沸しないといけない。そこで、外に出て火を焚こうとすると、機関銃で足を撃たれて家に逃げ帰る。お湯を沸かそうと50回外に出て、撃たれて逃げ帰ることになる。

人々は防空壕で死んだわ。ここの台所で死人を埋めた。私のところでは高齢の女性が一人亡くなった。2日間、埋葬もできず私たちのところに置かれていた。中庭は爆撃されていたし遺体を埋葬しに防空壕から出られなかったから。
彼女はただ寝かされていたの。人々の中に遺体が一体、という状態。

─アゾフのメンバーとはどんな人たちですか？

知らないわ。ただのヤクザ、ゾンビ化した人々。奴らの目的は町の破壊、それだけ。それで破壊した。
みんな命の危険を感じていた。地下室を出たら殺されると思い恐怖をだった。でもこんな酷い状況だもの、危険を冒してでも走るしかなかった。

イチかバチか、殺されるときは殺される、殺されないときは殺されない。それでここにたどり着くことができたの。

─ウクライナ🇺🇦西部、ヨーロッパ、米国🇺🇸ではアゾフは人々のために良いことをしていると言われています。

誰が？知らないわ。アゾフは人々を殺して町を破壊している。それが全て！


市民の証言動画
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