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県内の中小企業9社が福井市で合同入社式

県内の中小企業9社が31日、福井市で合同の入社式を開き、23人の新入社員が社会人としての一歩を踏み出しました。

合同入社式は県内の中小企業でつくる県中小企業家同友会が平成29年から開いていて、31日、製造業や運送業など県内の9社に入社した23人の新入社員が出席しました。
式では、山内喜代美代表理事が「入社おめでとうございます。仕事のやりがいは皆さんの心が生み出すもので、多くのことを経験して乗り越えることが必要です。仲間とともに、逆境や困難を楽しんで成長していきましょう」と激励しました。
これに対し、新入社員を代表して眼鏡メーカーに就職した伊東拓真さんが「1日も早く会社に貢献できる人材となって、皆さんの期待に報いることができるよう精いっぱい努力して、成長していく覚悟です」と決意を述べました。
このあと、それぞれの会社の社長がみずから新入社員ひとりひとりに直接、辞令書を手渡していました。
県中小企業家同友会によりますと、県内の中小企業は人材確保が難しい状態が続いているということで、入社式を通して同期のつながりをつくってもらうとともに、県内にとどまって活躍してもらうための合同研修会を開いていくことにしています。