平安時代中期の武将、源頼光(948〜1021年)らに退治される巨大な蜘蛛(くも)の化け物として描かれ、能の演目としても演じられてきた「土蜘蛛」。本来は古代、天皇に服従しなかった土豪らを指す蔑称(べっしょう)だったとされる。

 土蜘蛛は各地に記録があるが、最も古いのが大和の土蜘蛛で、古事記と日本書紀の神武天皇東征の記述に現れる。


大和の妖怪たち:/4 土蜘蛛 非服従の土豪古代の蔑称 記紀に登場異形の姿 慰霊の塚、3カ所点在 /奈良 | 毎日新聞
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