イギリスの情報通信庁(Ofcom)が2022年3月29日に、インターネット上の誤情報に対する意識調査の結果を発表しました。これにより、インターネットユーザーの30%が、「オンラインコンテンツが虚偽または偏向している可能性」を適切に認識していないとの実態が浮かび上がりました。
Ofcomによると、YouTubeでは毎分500時間のコンテンツがアップロードされ、TikTokでは毎分5000本の動画が視聴され、Instagramでは毎分69万5000本のストーリーが共有されており、現代はかつてないほど「事実とフィクションを見分ける判断力」が重要な社会になってきているとのこと。
しかし、成人のネットユーザー1450万人の30%が「オンライン情報の真実性について確信が持てない、あるいは真実かどうかを考慮すらしていない」ということが分かりました。さらに、20人に1人に当たる6%のインターネットユーザーが、ネット上にあるものを全て信じていることも判明しています。
https://gigazine.net/news/20220404-internet-users-fail-question-misinformation/