宇宙船「ソユーズMS-19」無事帰還、NASAヴァンデハイ飛行士は米国人の連続滞在日数を更新
https://news.yahoo.co.jp/articles/3079973e7f58e23f749a1b378c3c4a868cadf469
日本時間2022年3月30日、ロシアの有人宇宙船「ソユーズMS-19」が国際宇宙ステーション(ISS)を離れて地球へ無事帰還しました。
同船に搭乗していたアメリカ航空宇宙局(NASA)のマーク・ヴァンデハイ(Mark Vande Hei)宇宙飛行士は、
米国人宇宙飛行士による宇宙連続滞在記録を更新しています。
ソユーズMS-19にはロシアのアントン・シュカプレロフ(Anton Shkaplerov)宇宙飛行士と
ピョートル・ドゥブロフ(Pyotr Dubrov)宇宙飛行士、それにヴァンデハイ宇宙飛行士の3名が搭乗。
同船は3月30日16時21分(日本時間、以下特記無き限り同様)にISSを離脱し、
同日20時28分にカザフスタン共和国ジェスカスガン南東へ着陸しました。
なお、ロシアはウクライナへの軍事侵攻に踏み切ったことでアメリカをはじめ各国から制裁を科されており、
ギアナ宇宙センターでの「ソユーズ」ロケット打ち上げ一時停止や、
欧州宇宙機関(ESA)とロスコスモスによる共同火星探査ミッション「ExoMars(エクソマーズ)」2022年中の打ち上げ中止が決まるなど、
宇宙開発・宇宙探査にも影響が及んでいます。