高木美帆 現役続行を明言「スケートをやりたいと思った」4年後五輪は「分からない」
4/5(火) 14:21
スピードスケート女子で、2月の北京五輪で4つのメダルを獲得した高木美帆(27)=日体大職=が5日、都内で会見した。今後については「スケートをやりたいと思った。そう思い続けられる間は、やりたい」と現役続行を明言。4年後の26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪については「正直よく分からないというのが素直な気持ち」と明かした。
3月のW杯最終戦終了後には「いったんちょっと、考える時間、休む時間を取りたい」と話していた高木美。心身共にギリギリの戦いを続けていたとあって「休みたいと発言したのは、そのままなんですけど。いろんなことを落ち着いて考え、決められる状態ではないと。あとは、五輪の1000mが終わって『この五輪やりきった』と感じたことも踏まえて、いったんこれからのスケートに対して自分で期限を決めずに考えようって思ったのが理由」と説明。
自身の心と向き合う中で「スケートを続けるかどうかも考えるべきだと思ったけど、スケートを滑ることに対して、前向きに思っている自分がいることに気付いた。自分の中の使命感や責任感ではないところで、スケートを滑りたいと思っている自分がいるんだと、この期間で感じることができた」と明かした。
4年後の五輪については「正直よく分からないというのが素直な気持ち」と吐露。「自分のアスリート人生において、自分の体がいつまで持つか。いつどうなるかは分からないなと、五輪前のシーズンに膝を痛めたときから感じている」。続けて「言い方が合っているかは分からないけど、20代前半に比べると、体のカウントダウンは確実に始まっていると感じている。自分の気持ちと裏腹に体の限界が来てしまうかもしれないし、それがいつ来ても、不思議ではないと、同時に感じているので。ミラノに対して、今責任を持って発言できる状態ではない」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/333d0b625101f20b9c074fe92ed481605ada196d
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