兵庫県内で2020年度に確認された障害者への虐待が143件に上り、前年度(104件)から4割近く増えたことが、県のまとめで分かった。法律に基づく通年調査が始まった13年度以降では過去最多といい、厚生労働省による全国調査の前年度比1・09倍より高い増加率。県は、虐待の可能性に気付いた場合の通報義務が浸透しつつあることに加え、新型コロナウイルス禍に伴う家族ら養護者や施設従事者のストレスの高まりも一因とみる。
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