「タダ読み」被害額 年間1兆円超 正規市場上回る

出版社などで作る一般社団法人「ABJ」が(エービージェイ)アクセス数の多かった10の海賊版サイトの滞在時間などを調べたところ、
料金を払わなかった「タダ読み」の被害額は去年1年間で少なくとも1兆19億円にのぼると試算されたということです。

海賊版の被害額は、紙と電子版をあわせた正規の漫画市場のおよそ6000億円を上回り、関係者は被害の甚大さに危機感を募らせています。

日本の漫画やアニメは国際的にも人気が高いため海賊版のターゲットとされやすく、出版社などは運営者を特定するためアメリカの裁判所に情報開示を求めるなど、みずから法的な手続きを取る動きを活発化させています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220407/k10013570801000.html