吉田照美さんが見るウクライナ侵攻 批判なき権力、必ず腐る
への被害を広げている。最高権力者のプーチン露大統領はあまり表舞台に登場しないのに対し、連日、目にするのは応戦するウクライナのゼレンスキー大統領の姿だ。では、政治や社会に鋭く切り込むラジオパーソナリティーの吉田照美さん(71)は、権力者のあり方をどう見るのか。
吉田さんは職業柄、時事問題に高いアンテナを張って情報を集め、世間の話題に敏感であろうとしている。今なら無論、興味の中心は「プーチンの戦争」である。「もし自分がああいう状況に立たされたら、とても耐えられない。そのタフネスさは政治家として卓越しています」。アナウンサー歴50年を目前にして生放送でも緊張しないという吉田さんですら、44歳の若き指導者の発信力に舌を巻くのだ。
https://mainichi.jp/articles/20220407/dde/012/030/008000c