北海道を巡るロシア下院議員の発言 領土的野心の表れか

SNSで急上昇し、番組が注目したワードは「報復検討」です。ロシアの下院議会での北海道に関する、ある議員の発言に波紋が広がっています。

 日本の制裁に対して、ロシアの「報復検討」が伝えられるなか、ある発言が取り沙汰されています。

 「公正なロシア」セルゲイ・ミロノフ党首:「どの国にも願望があれば、隣国に領土要求を提出することができる。専門家によれば、ロシアは北海道の権利を有している」

 発言したのは、政治家のセルゲイ・ミロノフ氏。自身が所属する政党のホームページで、公式に表明した言葉です。

 セルゲイ氏はこれまで10年近く上院議長を務めるなど、政治家として長年キャリアを積んだ人物。現在は下院議員で、プーチン氏に近い保守政党の党首を務めています。

 ロシアの武力紛争の取材を続ける、ジャーナリストの常岡浩介氏は。

 ロシアの武力紛争の取材を続けるジャーナリスト・常岡浩介氏:「北海道への領土的野心を公然と口にしたことは重く受け止めるべき」

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