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全国のおよそ30の日本語学校で作る「ウクライナ学生支援会」ではウクライナからの避難者を無料で生徒として受け入れる支援を進めています。

最初の生徒としてウクライナ東部の都市、ドニプロ出身のユリア・チェピツコさんが今月、大阪市の日本語学校、清風情報工科学院に入学することになりました。

6日、チェピツコさんが、一時避難先のポーランドのワルシャワからオンラインで会見を開きました。

チェピツコさんは今の状況について「列車で26時間かけてドニプロからワルシャワまで移動してきました。ウクライナでは散歩もできませんでしたが、ここでは足が痛くなるくらいずっと散歩をしています」と話しました。

チェピツコさんは、日本のアニメや漫画に関心があり大学でも日本語を学んだということで、「ヨーロッパやトルコもウクライナ人を受け入れていますが、このプログラムは勉強ができるのが魅力でした。将来は日本語教師として活躍したいし、日本語で歌を作りたいです」と話していました。

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