佐賀市諸富町で８日、自動車同士の事故後、けが人を救護せずその場から逃げたなどとして自称大学生の女が逮捕されました。
逮捕されたのは福岡県大川市向島の自称・大学生、阿津坂愛美容疑者（２１）です。
阿津坂容疑者は８日午前６時過ぎ、佐賀市諸富町の国道で普通乗用車を運転した際、対向車と衝突したあとそのまま立ち去った疑いが持たれています。
対向車に乗っていた３０代男性は、手首を骨折するけがをしましたが、命に別状はありません。
事故の目撃者から阿久津容疑者が乗った車が中央線をはみ出して、衝突し立ち去ったなどとの通報があり、警察がドライブレコーダーを確認し、阿津坂容疑者の特定に至りました。
阿津坂容疑者は、警察の取り調べに対し、「ぶつけたことは分かっていなかった」などと容疑を一部否認しているということです。
取り調べは事故発生からおよそ７時間が経過していてその際、吐いた息からは基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
警察は酒気帯び運転の可能性も視野に捜査を進めていくとしています。
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