「文学部なんか無意味」の呪い解けた 教え子から教授に届いたメール

3月下旬、かつての教え子から石井倫子さん宛てにメールが届いた。

石井さんは日本女子大学文学部の教授で、送り主は3年前に卒業したゼミ生。
いまは会社員として働いている彼女が送ってきたメール。
近況報告もつづられていたが、伝えたかったことはそれではない。
社会に出て気づいた「文学部で学ぶ意味」についてだ。
具体例を挙げながら、こう記していた。

「会社で働いている今、20この記事は有料会員記事です。残り1804文字
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ46034LQ45ULZU00Z.html