安倍元首相「20年経ち、風化させないことが大切」 地村保志さんと対談

安倍元首相は9日、福井県小浜市で、2002年に北朝鮮から帰国した拉致被害者の地村保志さんと対談し、拉致問題について「20年経ち、風化させないことが大切だ」と強調した。

安倍元首相は講演で、「決して私たちは諦めずに日本国全体の意思で必ず取り返すという決意で、私も首相ではなく一議員だが全力を尽くしてきたい」と語った。

また、安倍元首相は、「岸田首相も安倍政権と同じように前提条件を付けずに金正恩総書記と話し合うと言っている」と述べて、拉致問題の解決に向けた日朝首脳会談の実現に期待感を示した。その上で安倍元首相は、「そういう状況を作るために頑張っていきたい」と強調した。
https://www.fnn.jp/articles/-/344788

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