見田宗介さん死去、84歳 社会学者、真木悠介の筆名も

「現代社会の理論」「気流の鳴る音」など幅広い著作で知られ、「真木悠介」の筆名でも活動した
社会学者で東京大名誉教授の見田宗介(みた・むねすけ)さんが1日午後2時33分、
敗血症のため東京都八王子市の病院で死去した。84歳だった。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻仁子(ひとこ)さん。


 1937年東京都生まれ。東京大文学部社会学科卒、同大学院修士課程修了。
東大の講師、助教授を経て、82年に教授に就任。退官後の98〜2008年、共立女子大教授を務めた。
 著書に「現代日本の精神構造」「価値意識の理論」「現代日本の心情と論理」「宮沢賢治」など。また真木悠介の筆名で「人間解放の理論のために」
「時間の比較社会学」などを発表した。17年瑞宝中綬章。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041000185&;g=soc&p=20220410at15S&rel=pv