https://iphone-mania.jp/news-449464/

観客のいないToday at Appleセッション

米ニュースサイトZDNetの寄稿者クリス・マティシュチク氏は、新型iPhone SEに興味があったため最寄りのApple Storeを訪れたところ、非常に悲しい光景を目にすることになったと、最新iPhoneではなくその事件についての記事を公開しました。

Apple Storeに入店したマティシュチク氏は、ストア内の“フォーラム”と呼ばれるエリアに男性が腰掛けており、何か奇妙な動きをしているのに気づいたといいます。

座っているかと思えば立ち上がったり、ストア後部をうろうろしており、どうやら誰かに向かって話しかけているようなのです。よく見ると、マイクをつけていました。

なんとこれはAppleで催される無料のセッションToday at Appleだったのです。ただ残念だったのは、観客が一人もおらず、ストア内に誰も注意を払っている人がいないということでした。
家電見本市で見た可愛そうな人を思い出した

マティシュチク氏は今回のApple Storeでの惨状を目の当たりにし、米ラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)という見本市で見たシャープに雇われていた男性のことを思い出したといいます。

この人物は、行き行く人が誰も注意を払っていないのに、契約済みの時間分の労働義務を果たすためだけにステージ上で一人で淡々とプレゼンを行っていたそうです。