米陸軍、平坦で開けたドンバスでの攻防は戦車同士の戦いになると予想

米陸軍の関係者はドンバスを巡るウクライナ軍とロシア軍の戦いは「戦車や歩兵戦闘車を中心とする機械化戦力のぶつかり合いになる」と予想している。

https://grandfleet.info/us-related/u-s-army-predicts-that-the-battle-with-the-flat-and-open-donbus-will-be-a-battle-between-tanks/

米陸軍の関係者は「どれだけ土地が泥濘んでいるかは不明だが、ウクライナ東部は機械化部隊が戦うのに素晴らしい作戦空間だ。

さらにロシアの指揮官はキーウでの失敗から教訓を得て戦術大隊の運用を見直しているのが見て取れる」と指摘しており、
イジュームに向かう可能性の高い再編成されたロシア軍部隊の車列は8マイルと短く間隔を開けて進軍しているため
「待ち伏せ攻撃を受けても被害を最小化することができるだろう」と予想しているの興味深い。

さらに現在のロシア軍は1ヶ月前とは異なり電子戦(偵察、妨害、欺瞞、隠蔽)を使用、これに諸兵科連合の火力による砲撃と適切な陣形による攻撃=協調攻撃を行い始めており、
ここにアレクサンドル・ドボルニコフ上級大将(別名:シリアの虐殺者)が加わると「決定的な地上戦の前に圧倒的な砲撃を加える」という実証済みの戦術を実行してくる可能性が高く、
キーウで絶大な効果を発揮した少人数編成の部隊と対戦車ミサイルの組み合わせによる襲撃は効果(※)が低くなるらしい。