ほぼ全ての中絶が「重罪」、米オクラホマで州法成立 規制強化の動き:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ4F2DHZQ4DUHBI045.html
米南部オクラホマ州で12日、人工妊娠中絶をほぼ全面的に禁じ、実施した医療従事者は最長で禁錮10年の刑とする法律が成立した。米連邦最高裁は、中絶が認められる線引きを今夏までに判示する予定で、オクラホマなど共和党が多数派を占める州では、従来より中絶を厳しく規制しようとする動きが相次いでいる。
12日に成立した州法は、妊娠してから何週目かに関係なく、受胎以降の中絶を禁じる。強姦(ごうかん)や近親相姦(そうかん)による妊娠にも適用され、唯一の例外は妊婦の命を救うため、急を要する場合だけだ。妊婦は罰せられないが、中絶措置を行った医療従事者が有罪判決を受けた場合、最長10年の禁錮刑や最高10万ドル(1250万円)の罰金刑が科される。
共和党のスティット知事は、「生命は人権だ」と書かれたメッセージを掲げる支援者らとともに署名式に臨み、「オクラホマを全米で最もプロ・ライフ(中絶反対の)州にしたい。オクラホマ州で中絶を違法にしたい」と語った。
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