米国ミサイル防衛局長のジョン・ヒル副将軍はポーランドのイージス・アショア戦闘システムのテストを4月に開始する予定であると発表した。
なお、ポーランドのイージス・アショアが搭載する弾道ミサイル迎撃ミサイルSM-3ブロック2Aは、ロシアの戦略的能力を狙うようには設計されていない、とヒルは説明している。
米国防総省は以前、ポーランドに提供しているイージス・アショアのミサイル防衛システムは、2022年末までに完成し運用されるとの見通しを示した。
国防総省によると、ポーランドは2018年、イランからのミサイルの脅威から防衛するための航空・ミサイル防衛システムに関して、米国と約50億ドル相当の協定を締結している。
これに先立ち、ミサイル防衛局(MDA)は、米国のイージス・アショア・システムとミサイル防衛砲台をポーランドに一時的に設置・統合したことで、システムの恒久配備に先立つ一連のテストが可能になったと述べている。
(抜粋)
https://eurasiantimes.com/ukraine-war-us-aims-to-test-polands-aegis-ashore-combat-system-in-april-senior-defense-official/