中国の習主席、「ゼロコロナ」緩和せず−上海では住民の不満あらわ

感染力の高いオミクロン変異株への政府対応を巡り怒りの声も
中国の習近平国家主席は「ゼロコロナ」政策を堅持するとあらためて表明した。厳しい新型コロナウイルス対策を続ける政府に対して、ロックダウン(都市封鎖)中の上海などで住民の不満があらわになりつつあり、経済への悪影響も大きくなっている。

国営新華社通信は13日遅く、海南省を訪れた習主席が「防疫管理の取り組みを緩和することはできない」と明言したと報道。習主席は「人民至上、生命至上」の原則をゼロコロナ政策の担当者は忠実に守る必要があり、「堅持することがすなわち勝利」だと述べたと伝えた。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-14/RAB188T1UM0W01