ラックスマンは、一部製品に使用している真空管部品の入手が非常に困難になっているとアナウンス。当面のあいだ、一部製品の修理受付を中止することなどを発表した。
今回の措置の対象になっている真空管プリメインアンプ「LX-380」
昨今の原材料不足や不安定な社会情勢の影響を受けてのもの。真空管プリメインアンプ「LX-380」は出力管「6L6GC」の在庫が切れており、今後の入荷予定が見えていないという。そのため、状況が好転するまでの期間、出力管に起因する不具合(音出ず、音声歪、左右レベル差、ハム音、球のスパーク等)に関しては、修理の受付を中止する。
また、このほかの真空管製品についても、真空管部品全般が在庫薄、かつ新たな入手が困難な状況だと説明。真空管部品の種類によっては交換修理ができないため、修理を依頼する前に問い合わせるよう求めている。また、修理開始後であっても、真空管部品の在庫切れのため、修理作業を中止する場合があるとも案内している。
今後、真空管部品の入手状況が改善した際には、同社公式サイトにて修理再開の案内を行うとしている。
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