https://news.yahoo.co.jp/articles/7d601b2cf907236ab1ea83f7981bc1ad7d535513

遺体は損傷激しくうつ伏せ状態 刺し傷は背中や腹など上半身に集中 集合住宅の火災で焼け跡から遺体 静岡・掛川市
12日に静岡県掛川市で起きた集合住宅の火災で、焼け跡から見つかった遺体にあった複数の刺し傷は、背中や腹など上半身に集中していたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。

原川朋華記者:「火事が起きてから2日が経ちました。関係者によりますと、同じ棟の住民の多くは、ホテルでの生活を余儀なくされているということです」

 現場となった集合住宅では、いまだに布団が干されたままの部屋も。おととい午前、掛川市下西郷にある集合住宅の5階の一室が全焼する火事があり、トイレ付近から性別不明の1人の遺体が見つかりました。この部屋に1人で暮らす31歳の男性と連絡が取れていません。捜査関係者によりますと、遺体には何者かに刺されたとみられる複数の傷があり、背中や腹など上半身に集中していたことが新たに分かりました。遺体は損傷が激しく、うつぶせ状態で倒れていたということです。

近隣住民:「後ろのほうからドカンという音と風圧を感じて、ガラス片がバラバラと飛んできました。真っ赤な炎と煙が出てきました。恐ろしかったです」

Q:事件事故など、この辺りの治安はどうですか?「あんまり聞かない。そういうことなかったね」

 警察はきょう、遺体を司法解剖して身元や死因の特定を進めるとともに、殺人や放火の疑いも視野に捜査をしています。