東京・港区、ウクライナ避難民支援のため新組織を発足…「安心して暮らせる支援を」
2022/04/14 12:13
ウクライナ情勢

 東京都港区は、ロシアによる侵攻が続くウクライナからの避難民の生活支援を一元的に調整する新組織を、産業・地域振興支援部内に発足させた。今後の避難民の急増を想定し、教育や言語など幅広いニーズに迅速に対応できるようにする。

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 区内には在日ウクライナ大使館があり、都の統計によると、1月1日現在、区内に居住するウクライナ人は都内最多の54人に上る。そこで区は今月12日、「ウクライナ避難民支援担当」を設置。課長級2人、係長級2人、職員1人の計5人体制で、同国大使館を通じた情報収集や支援策の検討に取り組む。

 区はこれまでも大使館の求めに応じて、音声翻訳機50台を貸与するなどしてきた。新たに配属された担当課長は「避難民が安心して暮らせるような支援を心がけたい」と話していた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220414-OYT1T50135/