【4月17日 AFP】サッカー元東ドイツ代表の歴代最多得点者であるヨアヒム・シュトライヒ(Joachim Streich)氏が、71歳で死去した。元所属クラブの1.FCマクデブルク(1.FC Magdeburg)が16日に発表した。

「東のゲルト・ミュラー(Gerd Mueller)」と、元西ドイツ代表のレジェンドになぞらえた異名で知られたシュトライヒ氏は、1969年から1984年にかけて東ドイツ代表で102試合に出場して55ゴール(五輪での記録を含む)を挙げた。

 五輪では1972年のミュンヘン大会でチームに銅メダルをもたらしたが、チームが金メダルを獲得した4年後のモントリオール大会は鎖骨の骨折でメンバーに選出されなかった。

 13日に71歳の誕生日を迎えたばかりのシュトライヒ氏は、骨髄腫を患っており、3月末に病を公表していた。骨髄移植を予定していたが、肺炎を起こして手術を取りやめていた。

 昨年11月には、ドルトムント(Dortmund)のドイツサッカー博物館(German Football Museum)で殿堂入りを果たしている。(c)AFP

「東のゲルト・ミュラー」、シュトライヒ氏が71歳で死去
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