止まらない円安相場に警戒感 鈴木財務相「米当局と意思疎通図る」

19日の東京外国為替市場で円相場が一時、1ドル=127円70銭台まで下がり、2002年5月以来、約20年ぶりの円安水準となった。米国の長期金利の上昇で、日米の金利差の拡大が意識され、円を売り金利の高いドルを買う動きが広がっている。

 米国の長期金利の指標となる10年物国債の利回りが18日、2.8%台後半まで上昇し、円売りドル買いの動きが加速した。同日の米ニューヨーク外国為替市場でも一時1ドル=127円台まで下落していた。

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