完成から60年近くがたち老朽化が進む仙台市役所について、市が計画する新しい庁舎の設計書がこのほどまとまり、計画の全容が詳しくわかってきました。 近く市民に公表されます。 仙台市が作成した本庁舎建て替えの基本設計書です。 新庁舎は、地下1階、地上15階建てで、総事業費は472億円です。 市民が集まりやすい庁舎をコンセプトに、勾当台公園市民広場や一番町商店街との動線を重視した配置になっています。 免震構造を取り入れ、災害時には防災拠点の役割を担います。 また、現在の議会棟は、エレベーターがなく車いす来庁者への対応が課題となっていますが、新庁舎の議会ではエレベーターで直接、傍聴席まで向かうことができます。 新庁舎は、現在の庁舎前のスペースに建設され供用開始は2028年度の予定です。 この基本設計書については、21日市議会で説明が行われ、来月には市民向けの説明会も予定されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/089b4e3b95417733ddfebb31a33d2d7ed2d8f783