大阪府東大阪市では、配送業者の事情により、約半数の小学校で給食が提供できない状態が続いています。給食の配送については学校給食法で定められている配送方法があり、その条件に合うトラックが用意できなかったことが背景にあるということですが、なかなか始まらない学校給食に保護者からは怒りの声が上がっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d4243b8e14f40812093bed4636bf76df47c1f36
東大阪市は4月6日に給食の配送業者との契約を解除したため、市内の約半数にあたる26校で、4月12日から予定していた給食を提供できない状態となりました。今年度から新たに契約した配送業者が、4月になっても給食の配送に必要な設備のあるトラックを準備できなかったため、市は給食開始の直前に契約を解除したのです。 (東大阪市教育委員会 古川聖登教育長 4月8日) 「小学校の学校給食の一部を実施できなくなりました。誠に申し訳ございません」
東大阪市教育委員会によりますと、4月12日〜15日の4日間は各家庭に弁当の持参を依頼し、18日からは牛乳とパンかご飯などの主食のみを提供。一方で、「おかず」や「パンなどを入れる皿」はまだ準備ができないため、各家庭に持参するよう呼びかけているということです。