マンション価格バブル超え/埼玉県
首都圏1都3県の昨年度の新築マンションの平均価格は、1戸あたり6360万円でバブル期を上回り過去最高を更新しました。
不動産経済研究所によりますと、埼玉、東京、神奈川、千葉の首都圏1都3県の昨年度の新築マンションの平均価格は、前の年度より6・1パーセント上昇し1戸あたり6360万円でした。
これは、バブル期の1990年度に記録した6214万円を上回り、過去最高を更新しました。
東京都心のタワーマンションを中心に、高級物件の人気が高いことが平均価格を押し上げたほか、建設現場の人手不足による人件費の上昇も影響しました。
不動産経済研究所では「円安による建築材料の高騰もあり、価格が下がる要素がない」としています。
地域別では埼玉が4929万円で、前の年度より7・8パーセント上昇しました。
価格帯の高い浦和、川口、川越などの駅周辺で、新たなマンション建設が進んだことが影響しているということです。
また、東京23区が11・7パーセント上昇した一方、23区以外と神奈川、千葉は下落しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45ca6ae522ceee137290cfb0f860cdc24c70d721