「バックギャモン」ボードゲームの中からMDMA 麻薬密輸の疑い

 ボードゲーム「バックギャモン」に麻薬を隠して密輸したとして、愛知県警は20日、塗装業鈴木貴之容疑者(26)=前橋市文京町3丁目=と、フィリピン国籍の自称自営業ラオン・アルディ容疑者(26)=同市野中町=を麻薬取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで逮捕したと発表した。県警は2人の認否を明らかにしていない。

薬物銃器対策課によると、2人は昨年6〜7月、合成麻薬のMDMA約1キロ(約1千万円相当)と、LSDを染みこませた紙片約16グラム(約500万円相当)をオランダから国際郵便で密輸した疑いがある。

 バックギャモンのボード本体の中に麻薬が隠されているのを名古屋税関の職員が発見。情報提供を受けた県警が、届け先だった名古屋市東区のマンション周辺で不審な動きをする車を見つけ捜査を進めたところ、鈴木容疑者らの関与が浮上した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/084a7a4db88c7f12eb0fb471cb1c72760b29669d