イギリス・ロンドン。店でカリッカリの衣にナイフを入れるとなんとも食欲を誘う音が。

記者
「美味しい。きょうのフィッシュはコッド、日本でいうとタラだそうです」

イギリスに行けばどんな町でも必ず見つかる代表的な庶民食フィッシュ&チップス。
農地で使われる肥料の多くはロシア産のため、ジャガイモの仕入れ値は2割から3割ほど高騰し、さらに。

フィッシュ&チップス店 オーナー
「(油の)仕入れ値は倍になった。去年は20ポンド、今年は40ポンドだ

小麦の生産が盛んなウクライナへロシアが侵攻した影響などで輸入はほぼ完全にストップ。
1年前と比較するとサラダ油や小麦粉の仕入れ値はおよそ倍になっています。
この店のオーナーは一食、日本円にして1200円ほどで販売している店頭価格を上げるしか
存続の道はないと言います。
フィッシュ&チップス店 オーナー
「この状況が続いたらもう店を閉めるしかない。何をしたら良いのか分からないよ」
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6014053.html