■日銀、物価見通し1%台後半に上げ検討 22年度

日銀は27〜28日の金融政策決定会合で2022年度の物価見通しの引き上げを検討する。ロシアによるウクライナ侵攻に伴う資源価格の上昇や円安による輸入物価高から、3カ月前に1.1%とした見通しを1%台後半にする案が有力だ。一方、企業収益や家計の実質所得には下押し圧力がかかるため、22年度の経済成長率は引き下げを検討する。

日銀は今回の会合で「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を公表する。ロシアが...

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB206DE0Q2A420C2000000/