眞子さんの解説文に「翻案」というクレジットで名を連ねているのがジョン・T・カーペンター氏である。
カーペンター氏とはどんな人物なのか。週刊文春によれば、
「METのキュレーター(管理責任者)で、日本美術部門のトップです。ワシントン大学やロンドン大学の教授として日本の美術史を教えていましたが、一一年にMETのキュレーターに転身。日本部門への来場者数を三倍に増やした実績がある“豪腕”です」(美術誌編集者)
彼は、皇室とも強い接点があった。三笠宮彬子さんは、英オックスフォード大で日本美術を学んでいたが、この時カーペンター氏のセミナーにも参加していたという。
「当初はアメリカ人の先生にくずし字を習うことに違和感があったのだけれど、読めないこちらが恥ずかしくなるくらいにジョンはくずし字がよく読める」(彬子さんの著書『』PHP研究所)
彼は、METに展示するために、旧皇族が所有する美術品などを購入することも多いそうだ。当時の皇太子(現天皇)がMETを訪れた際に出迎えたこともあった。
さらに2017年9月に行われた「国際陶磁器フェスティバル美濃」の審査員を務めているが、このとき名誉総裁を務めていたのが眞子さんだったのである。
https://president.jp/articles/-/56761?page=2