東京コロナ感染者、GW明け“1万人超”の可能性「XE系統が重なったら第7波に」

ゴールデンウィーク明けの東京都のコロナ感染者数について、連休中の人出などが年末・年始並みになると1万人を超えると、名古屋工業大学の平田晃正教授が試算した。

 AIで感染状況を分析している平田教授は、ゴールデンウィーク前後の都内の感染者数について、人出や接触機会などを考慮して試算。人出などが現在と同じ程度だと、感染者は6000人ほどで横ばいになるとした。一方、第6波の入り口となった年末・年始並みになると、連休明けの来月12日には1万人を超えるという。

「ゴールデンウィークというのは今まで感染してなかったコミュニティーに感染が広がる可能性があります。従いまして、思いもよらない拡大。地方などで広がりを見せる可能性もあると考えています」(名古屋工業大学・平田晃正教授)

 その上で「ゴールデンウィークの後に気持ちが緩んだままの状況が続いて、(オミクロン株の)『XE系統』が重なった場合には第7波になる可能性はあると思う」と述べた平田教授。6月末には、ワクチンの効果が弱まるとしていて、感染力が強いとされるオミクロン株の「XE系統」の流行と重なれば、感染の波がさらに大きくなると指摘している。(ANNニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1d4bfeb6a2149eafe75af173d36fbabb4822c1c