秋篠宮さまは立皇嗣の礼が無事終わったことを報告するため、三重県伊勢市の伊勢神宮(正式名称は神宮)を21日に参拝された。
明治時代以降、歴代の天皇や皇族は重要な節目には必ず伊勢神宮を訪れ、参拝を続けてきた。伊勢神宮との結びつきは、なぜこれほど強いのか。
古事記や日本書紀の神話に登場する天照大神(あまてらすおおみかみ)の名前を聞いたことがある人は多いだろう。
皇室は天照大神を祖先としており、伊勢神宮にはその天照大神がまつられている。
そのため、即位や退位、結婚などの際、歴代の天皇や皇族が天照大神に「報告」するのが慣例になっている。
さらに伊勢神宮にはもう一つ、皇室にとって極めて大切なものが安置されている。「三種の神器」の一つである「八咫鏡(やたのかがみ)」だ。
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https://mainichi.jp/articles/20220420/k00/00m/040/190000c