ヤギたちのエサ盗まれる 機械でごっそり刈り取り 飼料の価格高騰が影響か 静岡・焼津市
静岡県焼津市でヤギやヒツジのエサとして栽培していた牧草が、約2000平方メートルにわたって盗まれていたことがわかりました。
ヤギーズファーム・内藤久恵さん 「ここ一面牧草があって、ヤギとヒツジのために育てていたんですけど、全部刈り取られてなくなっていた」
20日、焼津市下江留の畑でヤギやヒツジのエサとなる牧草がほぼすべて刈り取られていたことがわかりました。
2月に撮影された写真には青々とした牧草が広がっていて、6日には異常がなかったことが確認されています。
収穫しようとした矢先の犯行で、広さは約2000平方メートルで被害額は5万円ほどにのぼっています。
ヤギーズファーム・内藤久恵さん 「このライン沿いに刈り残しもありますけど、機械が通った後が残ってるんで間違いなく機械で刈り取ってますね。全部持って帰っちゃったんですね」
被害にあったのは藤枝市で牧場を経営する内藤久恵さん。事件の背景にはエサの高騰があるのではと話します。
ヤギーズファーム・内藤久恵さん 「最近は飼料の高騰がすごく目立ってるので、関係あるのか分からないですが、牧草の値段もすごく上がっているのも要因かなと」
内藤さんは警察に被害届を提出していて、今後は見回りの回数を増やすなど対策を強化する予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c603640ee3f07204f85381b349f0a67a31ff674d