全米の高校生が日本語や日本文化についての知識を競うクイズ大会「全米ジャパンボウル」が21日に始まった。30回目の今年もオンラインでの開催になった。22日(日本時間23日朝)の決勝ラウンドは生中継され、日本でも観戦できる。
今大会には、グアムと全米12州の27校から約170人が参加。21日は三つのレベルで予選があった。「大正時代の日本で流行した『モガ』はどんな英語が語源か」「東京都の女性知事の名前をローマ字で」「飛驒ネギが使われる中部地方のラーメンの名前は」「国鉄がJRになった年は」など、生徒たちは幅広い知識を問われた。
決勝は、日本時間23日午前7時からユーチューブで生中継される(https://www.youtube.com/watch?v=VwX7boQo2pc)。成績優秀な生徒らは日本に招待される予定だ。
大会を主催するワシントンDC日米協会(ライアン・シェイファー会長)によると、日本語を学ぶ中高生は全米で7万人以上と推計される。大会に出場する生徒の95%以上が大学でも日本語や日本文化を学び続けたい意向を示しているという。(ワシントン=望月洋嗣)
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