「神例造船」 事業を停止
https://www.yomiuri.co.jp/local/tokushima/news/20220412-OYTNT50113/


 帝国データバンク徳島支店は、県内造船大手の「 神例造船」(鳴門市里浦町、神例哲也社長)が事業を停止したと発表した。事後処理を弁護士に一任しており、徳島地裁に自己破産を申請するとみられる。負債総額は推定約15億円。

 徳島支店によると、神例造船は明治初期の創業。タンカーや貨物船、海底ケーブル敷設船などの製造を手掛けてきた。

 2011年12月期には約95億円の売り上げがあったが、リーマン・ショックの影響で受注が減り、海外勢との競争激化により業績が低迷。18年12月期から3期連続で赤字に転落していた。