吉野家元常務「生娘をシャブ漬け」発言 早大教授同席も「講義の流れがあり、その場では止めず」

加藤綾子キャスター:
その場の状況、雰囲気、いろいろとあると思うんですよね。
もちろん発言した本人が一番改めないといけないことだとは思うんですけれども、
もしこういった時にその場に居合わせたら、どう振る舞うべきなのか。

明治大学・齋藤孝教授:
これは「カットインする」っていう技術ですね。
優しくカットイン、入っていくということですね。

「ちょっといいですか」っていう感じで「今ちょっとね、そぐわない表現だったと思うんですけれども、
他の言い方でお願いします」とか。
ガンッて断ち切っちゃうと流れを切られるんですけども、やわらかく入っていって
「もう少し適切な、違う表現で」と。

すると言った本人も「あ、これはちょっと言い過ぎたな、今のは撤回して」というところで、傷が浅めに済む。
イメージダウンもちょっと軽くなったんじゃないかなというふうには思いますね。
講義後に説明したのは悪くないと思いますね。

疑問を感じる発言が目の前であった場合、どう対応するべきか。
とっさの判断の難しさが浮き彫りとなった。
https://www.fnn.jp/articles/-/336612