人がシーツの上で眠る平均時間は、週50〜60時間です。
つまり、50〜60時間分の角質や皮脂、汚れ、汗が溜まっているということです。
微生物学者のJason Tetroは、家のリフォームサイトThis Old Houseで、「人間は、1時間毎に細菌(バクテリア)を排出します。数値は変動しますが、毎時数百万にもなります」と語っています。
シーツを洗うのが約3週間おきであれば、大量汚れ、髪の毛、フケ、イエダニ(その死骸や糞も含む)が溜まり、皮膚炎や喘息などの呼吸器疾患になる可能性があります。
Business Insiderは、「枕には、通常16種類の細菌と、文字通り数百万の真菌胞子がある」と報告しています。
アレルギーや有害な細菌などの問題を避けるには、もっと頻繁に日常的にシーツを洗ったほうがいいということです。
では、具体的にどのくらいの頻度で洗えばいいのでしょうか?
Sleep Foundationは、2週間毎にシーツを洗うようすすめており、それより遅いとバクテリアが急速に増殖し始めます。
また、シーツを替える度にマットレスに掃除機をかけ、シーツの下の汚れやフケを減らしましょう。
掛け布団は3カ月毎、枕は4カ月毎で十分です(これは枕であって、枕カバーはシーツと同じく2週間毎に洗った方がいいです)。
ペットを飼っていて、ベッドで一緒に寝ている場合は、3〜4日おきにシーツを洗った方がいいと、Sleep Foundationはすすめています。
ペットには、眠っている間に隣に溜まってほしくない皮膚やフケ、その他バクテリアがあります。
病気になった時は、もっと頻繁にシーツを洗うようにしてください。
2週間おきにシーツを替えるというのは、洗濯が大変そうだとか、そこまでシーツを持っていないと思うかもしれません。
清潔なシーツを替え、自分の予定に合わせて洗濯しましょう。
https://www.lifehacker.jp/article/2204how-often-should-you-clean-your-sheets-really/