水槽設置３週間 ７歳ナナ懸命
ついに泳いだ！コツメカワウソ 松野・おさかな館
初心者ですが、一生懸命泳ぎます！ 道の駅虹の森公園まつの「おさかな館」（愛媛県松野町延野々）のコツメカワウソが、
先月新たに設置した水槽の展示室でようやく泳ぎ始めた。まだ慣れておらずぎこちないが、懸命に水をかく愛らしい姿が見られる。
水槽は、泳ぐ姿を楽しんでもらおうと町が整備。
３月２５日にお披露目されたが、カワウソの親子３匹は新しい環境に戸惑ったのか、なかなか水に入らない日が続いた。
設置費用は約１千万円。「このまま泳がなかったらどうしよう」と不安の声が関係者から漏れ始めた。
飼育員らは何とか水に親しんでもらおうと「おいで」と呼びかけたり、水槽に餌のアジを投げ込んだりして試行錯誤を重ねた。
飼育員らの努力を知ってか知らずか、お披露目から約３週間たった今月１３日、ついに７歳のナナが泳ぐ姿を確認。
恩田勝也館長によると、おさかな館で生まれたナナは泳いだ経験がなかったが、３匹の中で唯一木登りができるなど運動神経が良い。
「さすがナナ。泳いでくれてホッとした」と話す。
https://www.ehime-np.co.jp/article/news202204240012
https://www.ehime-np.co.jp/media/images/news/20220424/img7c86264a65bbb540.jpeg
新たに整備した水槽で餌を探すナナ
https://www.ehime-np.co.jp/media/images/news/20220424/imgd2d6264a65c604fd.jpeg
水槽をすいすいと泳ぎ餌をキャッチするナナ
