https://news.mynavi.jp/article/20220423-2326232/

シニア向けスマホって普通のスマホとどう違う?最新機種「シンプルスマホ6」を試す

ドコモのらくらくスマートフォン、auのBASIOなど、各社から発売されているシニア向けスマートフォン。高齢の家族に持たせようかと検討する方も多いと思いますが、普通のスマートフォンと何が違うのか、しっかり下調べをして買うケースは少ないのではないでしょうか。ソフトバンクの最新機種「シンプルスマホ6」(シャープ製)をお借りして、普通のスマートフォンとの違いを試してみました。

見た目は意外と普通?
操作の分かりやすさや画面の見やすさを重視したシニア向け端末は、フィーチャーフォン(ガラケー)時代からラインアップされています。ソフトバンクでいえば「かんたん携帯」というシリーズです。
フィーチャーフォン時代のシニア向け端末のイメージといえば、「すべてのボタンに日本語の説明が大きく書かれている」「重要なボタンは目立つ色」など、良くも悪くも一目でわかる特徴がありました。

シンプルスマホ6を見てみると、今のシニア向け端末はそうではなく、本体の見た目はほとんど普通のスマートフォンと変わらないことに気付きます。
よく見れば画面の下に電話やメール専用のボタンが付いていたり、電源ボタンなどにイラストが入っていたりと簡単操作をアピールする要素はあるのですが、詳しい人以外は画面を見なければ「シニア向けだ」とはあまり思わないでしょう。カッコ良くスマートフォンを使いこなしているんだぞと自慢できるような端末に仕上げ、こういった端末を選ぶ抵抗感をうまく軽減できています。