岸田文雄首相が4日、政権発足から半年を迎えた。「ウクライナ」「コロナ」との苦闘が続くが、政権の“命綱”ともなる内閣支持率はここに来て堅調だ。
「戦後最大の国難」(首相)に懸命に挑む姿への国民的な高評価が最大の要因とみられており、年明け以降は下降気味だった各種世論調査での支持率は、3月になると上昇基調に転じ、最新の調査では過去最高にも手が届く勢いだ。
政権発足半年での高支持率維持は、長期政権を築いた小泉純一郎、安倍晋三(第2次)両元首相以来で、首相サイドも「長期政権の環境が整いつつある」(側近)と胸を張る。

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