「数字が浮かんできた」小泉大臣“46%削減の根拠”に呆れ声

小泉大臣の語った「46%の根拠」が物議を醸している。

22日に開かれた地球温暖化対策推進本部の会合で、菅義偉首相(72)は「野心的な目標として、2030年度に
温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指します」「さらに50%の高みに向けて挑戦を続けて
まいります」と表明。

冒頭の小泉大臣の発言は、菅首相の表明に即したものとなる。環境省によれば、基準となっている13年度の
温室効果ガスの総排出量は14億800万トン(CO2換算)。世界で5番目に多い排出国となっているが、あと9年
で約半分に削減する方針のようだ。

聞き手の小川彩佳アナウンサー(36)が「46%に設定した根拠」を問うと、小泉大臣は両手で“浮かび上がる”
輪郭を描きながらこう語ったのだ。

「くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が。
シルエットが浮かんできたんです」

あまりにも高い数値に経産省からは、「現実的には、どれだけ積み上げても30%台後半が限界だった。それ以上の数字は、環境省と小泉環境相が背負っている」と“苦言”も出ている

https://www.excite.co.jp/news/article/Jisin_1975039/