海難救助の場合、機動力のある航空機やヘリコプターが最初に現場に到着するのが一般的だ。しかし今回、最も近い海保の釧路航空基地でも、南へ約160キロ離れている。当時、同基地所属のヘリは通常の哨戒でフライト中で、いったん基地へ戻って給油。釧路海上保安部の潜水士2人が捜索に必要な装備を持って搭乗し、出発した。現場に到着して捜索を始めたのは、通報から3時間超がたった午後4時半ごろだった。
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