2017年夏、私は妻と世界遺産の知床に行きました。
 宿泊は、経営サポート会員でもある有限会社しれとこ村(北海道、旅館業)。

 いい宿ですが、桂田精一社長は有名百貨店で個展を行うほどの元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人。

 運よく何もわからないから、小山にアドバイスされたことは「はい」「YES」「喜んで」ですぐ実行した。

 知床観光船が売り出されたとき、私は、
「値切ってはダメ! 言い値で買いなさい」
 と指導した。
https://web.archive.org/web/20220423130707/http://diamond.jp/articles/-/158611

事業所名
有限会社 知床遊覧船
代表者名
桂田 精一
https://trust-jobs.com/company/0118-101633-0

 なぜ、こうした悲劇が起きてしまったのでしょうか?番組の取材で、観光船の運航会社では、事故の数年前に“ある異変”が起きていたことが分かりました。

 運航会社を知る人物:「一流のベテランばっかり4、5人いた。責任者ばかり4、5人いた。それを(社長が)全員解雇した」

 運航会社を知る人物によりますと、2、3年前に社長が代わり、そのタイミングで従業員を一斉に解雇したというのです。

 運航会社を知る人物:「(Q.船の会社とは、そういうもの?)ありえないでしょ。経験者は残し、何人か解雇して、補強するというのが普通。全員解雇してということは、会社が困るとかかかわらず、安く使いたかったということ。この事故は、あるべくしてあったよ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/171ac5bef68a51c5b0a4877f30d9c3b9a0f2d884