コロナ禍でお酒の消費は外飲みから家飲みへシフトしてきました。缶で安価に売られていて手軽だということもあって特に伸びたのはチューハイをはじめとするRTD(Ready To Drinkの略、ふたを開けてすぐ飲める飲料)です。これは世界的な傾向で、アメリカではRTDの中でも「ハードセルツァー」というタイプのお酒が人気です。

 その波は日本にもやって来ていて、アサヒビールの「フル-ツァー」やキリンの「スミノフ セルツァー」など続々と発売されています。世界の流れを考えるとこれはけっして不思議ではないのですが、それが進めば進むほど、逆説的に筆者は日本のチューハイが持つポテンシャルの高さを強く感じます。

 チューハイは世界に先んじて独自に進化していて、ついにその力を世界に発信すべき時が来たと言えます。そこで本稿では、近年のハードセルツァーの流れをひもとき、チューハイのポテンシャルの高さについて考えてみたいと思います。

ブームの「ハードセルツァー」調べてわかった、日本の「チューハイ」のレベルが世界的に見てもかなり高い訳(東洋経済オンライン)
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https://news.yahoo.co.jp/articles/452224289e94a3e4ec04e0e4e891acbd65588805